loserの将棋blog

将棋専門ブログです。棋力向上を図ります。

【徹底分析】将棋教室で食っていくことは可能か

お久しぶりです。将棋しか取り柄のない男loserです。
私は会計事務所に勤めているのですが、10月からいよいよインボイス制度が開始されるということで残業続きでした。それだけではなく、トラブルも発生してしまいまして、、、(・_・;)
また土日は日雇いバイトをしているので、あまり将棋をする時間が取れていないのが現状です。それでも詰将棋だけは毎日少しでも解くようにはしています。もちろん、王座戦第三局の棋譜も見ました。王座戦第三局を見て、つくづく将棋は終盤に間違えた方が負けるゲームだなと痛感しました(;'∀')

将棋教室で食っていくことは可能か

今回は趣向を変えて将棋教室について書きたいと思います。
私のこの将棋ブログをずっと見ている方は、もうすでに高段者の実力がついている頃かと思います。そうなると将棋の面白さをより深く理解することで、人に将棋を広めたいという気持ちが湧く人もいらっしゃるでしょう。私もその一人です。将棋は強くなればなるほど面白くなるゲームです。今回は、その面白さを広めたい、また大好きな将棋で食べていきたい、と考える方必見です!!!

まず一口に将棋教室といってもネット社会となった現代では様々な形があるかと思います。私が調査した結果、将棋教室は以下の3パターンが多いかと思います。

・実際に人を集めて、実際の将棋盤と駒で教える将棋教室(従来型)

・将棋動画やZoomなどを駆使した将棋教室(オンライン型)

・24道場や81dojoのみで完結する個人レッスン型の将棋教室(個人型)

傾向としてはやはり下2つの将棋教室が増えているようです。
やはり時代ですね。特に一番下の個人レッスンをする方は多いように思われます。
それぞれにメリット、デメリットがあると思いますので分析していきます。
わかりやすく、上から従来型、オンライン型、個人型とします。

 

 

従来型
メリット:複数の人を同時に教えやすい。お客様同士で対局をしたりと高め合うことができる。ネットやオンラインツールに疎くてもできる。
デメリット:場所の確保や将棋盤と駒などが必要になる。集客規模がかなり限定的になる。お客様同士の人間関係が発生する。

従来型の一番のメリットは複数人が同じ空間に集まることで相乗効果が生まれることだと思います。いわゆるミックスアップが望めます。同じ実力の者同士が対局をすることで、互いが互いの限界をなくす。それは指導では絶対にできないことだと思います。

しかし、デメリットも大きいです。
まず場所をどうするか、、、ある程度の人数を集めるとなれば自宅でというわけにはいかないので公民館などの会議室を借りるのが現実的だと思います。軌道に乗れば、テナントを借りるという選択肢も生まれてくるかとは思いますが、、、
あとは将棋盤と駒ですね。こちらも購入する必要が出てきます。
そして一番のデメリットですが、集客できる範囲がかなり限られてしまうことだと思います。どんなに広くても同県の人しか集めることができません(^^;
実際は1時間以内で来れる距離にいないと厳しいかと思います。これだけネットで手軽に将棋を指せる時代ですので、一体どれだけ実際の将棋盤と駒を使った指導に価値を見出してくれるかがカギとなるかと思います。
また、人が集まることで必ず発生する人間関係、、、こちらも侮れません(^^;

大分長くなりましたので、オンライン型と個人型のメリット、デメリットは次回とさせていただきます。また次回はお金の話もできたらと思います。

 

前回の次の一手の解答

それでは前回の次の一手ならぬ神の一手の解答を発表したいと思います(^^)/
問題の局面は後手が5七銀と迫ってきた場面となります。
ここで、見事な決め手がありました。
正解は、、、

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5二銀

 

どこかで見たことあるような、、、そう思われたかも多いかと思います。
そう、これは昔NHK杯で羽生善治加藤一二三の対局で現れた5二銀とよく似ています。この5二銀は取れません。同飛車や同金ですと、2三角から詰んでしまいます。
かと言って受けるとなると相当難しいです。2四銀も4一角からの即詰め。
受けるとしたら3四歩くらいしかありませんが、以下4一角、3三玉、2三角成、4四玉、5七金で先手の勝ちです。
ですので、3四歩とする前に5八銀成とするしかありませんが、それでも4四玉の時に5七金として先手の勝ちです。一見後手の玉は逃げ場所が広いようで、この5二銀で一気に勝負がついてしまいました。まさに神の一手となります('_')

 

 

今回の実戦詰将棋の問題

さて、今回の問題は次の一手ではなく実戦詰将棋とさせていただきます。
出題はいつも通り私のクエストの対局からとなります。
実戦詰将棋ですので、駒がどれだけ余ってもいいので詰ましてみてください。
初めての実戦詰将棋の出題ですので、めちゃくちゃ簡単にしました(;'∀')

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ヒント:簡単なのでナシです。


それではまた次回お会いしましょう!(^^)!

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